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【コラム】食洗機って本当に便利なの?

2025/01/21(火) 

こんにちは!

かんプロリモデルLaboです。

 

キッチンリフォームをお考えのお客様と一緒にプランを立てる際に、

食洗機って本当に便利なの?必要?というお声をよくいただきます。

 

そこで本記事では、最新の食洗機事情や電気代について、

手洗いとの比較も併せて解説します。

 

 

1.最新の食洗機事情

日本における食器洗い機(食洗機)の普及率は、2023年3月末時点で29.5%と報告されています。

これは欧米諸国の約70%と比較すると低い数値ですが、

近年、共働き世帯の増加や家事の効率化への関心の高まりにより、食洗機の需要が増加しています。

・食洗機の主なタイプと特徴

  • ビルトイン型: キッチンに組み込むタイプで、省スペースかつ大容量が特徴です。新築やリフォーム時に導入されることが多く、家族の人数が多い家庭に適しています。
  • 卓上型: キッチンのカウンターやシンク周りに設置するタイプです。設置が比較的簡単で、既存のキッチンにも導入しやすいのが利点です。ただし、設置スペースの確保が必要です。
  • タンク式: 水道工事が不要で、電源さえあればどこにでも設置可能なタイプです。コンパクトなサイズが多く、1~2人暮らしの方や賃貸住宅に適しています。

 

2.食洗機と手洗いの比較

食洗機と手洗いでは、電気代や水道代に違いがあります。それぞれの特徴や費用、メリットデメリットを比較してみましょう。


【食洗機の場合】

電気代

  • 食洗機は主に温水を作るために電気を使用します。
  • 電気代はモデルや設定によりますが、1回の使用で 約10~30円 程度が一般的です(年間では3000~9000円程度)。

水道代

  • 食洗機は水の使用量が非常に少ない設計になっています。1回の使用で 約10~15L ほどの水を使います。
  • 水道代は1回で 約2~5円 程度です。

トータルコスト

  • 1回あたり:約12~35円
  • 節水や節電モードを活用すると、さらにコストを抑えることができます。

 

食洗機のメリット

  • 時間の節約: 食器洗いにかかる時間を削減し、他の家事や趣味の時間を確保できます。

  • 節水効果: 食洗機は手洗いに比べて使用水量が少なく、環境にも家計にも優しいです。

  • 高い洗浄力: 高温のお湯と専用洗剤で、手洗いよりも効果的に油汚れを落とし、除菌効果も期待できます。

食洗機のデメリット

  • 初期コストが高い

食洗機の購入や設置にはコストがかかります。また、対応する洗剤も必要です。

  • 設置スペースが必要

特にキッチンが狭い場合、置き場所に困ることがあります。

  • 対応できない食器がある

木製、漆器、アルミ製品など、熱や水圧に弱い食器は食洗機で洗うのに適していません。

  • セットに手間がかかる場合もある

食器を適切に配置しないと、汚れが落ちにくい場合があります。


【手洗いの場合】

水道代

  • 手洗いは多くの場合、水を流しっぱなしで行われることが多く、1回で 約50~60L の水を使うこともあります。
  • 水道代は1回で 約10~20円 程度です。

電気代

  • お湯を使う場合、ガスまたは電気給湯器のコストが発生します。
    • 電気給湯器の場合:1回で 約10~20円 程度。
    • ガスの場合は若干安くなることもあります。

トータルコスト

  • 1回あたり:約10~40円
    (お湯を使わない場合は低くなります)

手洗いのメリット

  • 柔軟性が高い

食器の量や種類を問わず、どんな場合でも対応可能。

  • スペースを取らない

特別な機械が不要なので、どんなキッチンでも実施できます。

  • 初期費用がかからない

手洗いには専用の機械や高価な洗剤が必要ないため、コストを抑えられます。

  • 即時対応可能

汚れた食器をすぐに洗って片付けられる点で便利です。


手洗いのデメリット

  • 水道代・時間の負担

大量の食器を洗うと、手洗いでは水や時間を多く消費します。

  • 手荒れのリスク

洗剤や水に頻繁に触れることで手が荒れやすくなります。

  • 衛生面で劣る場合も

高温での洗浄が難しいため、菌が残る可能性があります。

  • 疲労感

特に大量の食器や調理器具を洗う場合、体力や気力が必要です。

 


比較

項目 食洗機 手洗い
電気代 約10~30円 約0~20円
水道代 約2~5円 約10~20円
トータル 約12~35円 約10~40円
水使用量 約10~15L 約50~60L
時間・労力 自動運転で省力化 手作業で手間がかかる

 

3.選び方のポイント

食洗機が向いている場合
・家族が多い、または食器の量が多い
・共働きや忙しいライフスタイル
・環境負荷を減らしたい

手洗いが向いている場合
・食器の量が少ない、または一人暮らし
・キッチンにスペースが少ない
・特定の食器(木製、漆器など)を多く使う

 

どちらもメリット・デメリットがあるため、状況や優先順位に応じて選ぶのが最適です。

また、両方をうまく組み合わせるのも一つの方法です。

 

食洗機は家事の負担を軽減し、生活の質を向上させる家電として注目されています。

各家庭のニーズに合わせて最適な製品を選ぶことで、より快適な暮らしが実現できるでしょう。

 

当店ではお客様のライフスタイルに合わせたキッチンリフォームプランを提案いたします!

ご相談、お見積もりは無料ですので、是非一度お問い合わせください!

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