こんにちは!
かんプロリモデルLaboです。
近年、住空間に対する人々の価値観が大きく変化し、それに伴って壁紙のコーディネートにも新たなトレンドが生まれています。
特に在宅勤務やライフスタイルの多様化により、インテリアは「自分らしさを表現する空間」として注目され、
壁紙もその要素の一つとして重視されるようになりました。
そこで今回のコラムでは、最近の壁紙のコーディネートに関するトレンドをいくつかご紹介いたします。
これまで壁紙は部屋全体に貼るのが主流でしたが、近年では一面だけに印象的なデザインの壁紙を取り入れる「アクセントウォール」が人気です。
これにより空間にメリハリが生まれ、個性的でありながらもバランスの取れたコーディネートが実現できます。
たとえば、リビングルームのテレビ背面や、寝室のベッドボード側の壁にビビッドなカラーや
大胆なパターンを使用することで、空間の主役となるポイントを作ることができます。
サステナブルな暮らしや自然との調和を重視する動きが広がる中、木目調、リネン風、石目調など、自然素材をモチーフにした壁紙が人気を集めています。
これらは視覚的な温かみや落ち着きを演出し、特に北欧風や和モダンスタイルのインテリアと相性が良いとされています。
さらに、光の当たり方や見る角度によって質感が変化するようなリアルな素材感を再現した壁紙も登場しており、上質な空間づくりに貢献しています。
壁紙の色味に関しては、グレー、ベージュ、オリーブグリーン、テラコッタなどのアースカラーやニュートラルカラーがトレンドとなっています。
これらのカラーは空間に柔らかな印象を与えるだけでなく、家具やファブリックとの調和も取りやすいため、インテリア全体をまとめやすいという利点があります。
また、派手すぎない落ち着いた色調は、長期間使っても飽きにくく、住む人の心を穏やかにする効果も期待されています。
ミッドセンチュリーやレトロブームの影響を受けて、幾何学模様や抽象的なグラフィックデザインの壁紙も再び注目されています。
こうしたパターンは、空間に動きやリズムを生み出し、個性を表現する手段として活用されています。
特に、コンパクトなワークスペースや趣味の部屋など、小さな空間で大胆なデザインを採用するケースが増えており、
自宅でも非日常感を楽しめるようなコーディネートが好まれています。
最近の壁紙には、ただ色や柄を印刷するだけでなく、エンボス加工やメタリック仕上げ、織物調の質感など、
手触りや光の反射による質感表現にこだわった製品が多く登場しています。
例えば、光が当たると微妙に色が変わるパール加工の壁紙は、時間帯によって違った表情を見せてくれるため、空間に奥行きと変化をもたらします。
照明との組み合わせを工夫することで、より洗練された印象を与えることができます。
コロナ禍をきっかけに、自宅の模様替えやDIYへの関心が高まり、「貼ってはがせる壁紙」も注目されています。
これは賃貸住宅でも気軽に取り入れることができるため、若年層や一人暮らしの方を中心に人気があります。
機能性の高いタイプでは、防水性や防カビ性を備えたものもあり、水回りなどでも安心して使用できます。
自分で施工する楽しさと手軽さが、住空間に対する愛着を高めるきっかけとなっています。
※当店では剥がせる壁紙、DIYキット等のお取り扱いはございません。
壁紙のコーディネートにおける最近のトレンドは、単なる装飾ではなく、「空間の質を高める要素」として進化しています。
自然素材の模倣や落ち着いた色使い、アクセントウォールなどを通じて、住まいに個性と心地よさを両立させることが重視されています。
また、DIYやサステナブルな視点も加わり、今後ますます多様なスタイルが展開されることが期待されます。
壁紙選びは、インテリア全体の雰囲気を左右する大切な要素。
ライフスタイルや空間の用途に合わせて、柔軟にコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
当店では経験豊富なスタッフがお客様の素敵な住環境空間造りのお手伝いをさせていただきます!
お問い合わせお待ちしております!