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【コラム】浴室のヒートショック対策リフォーム

2025/09/16(火) NEW

 

 

こんにちは!

かんプロリモデルLaboです。

 

ヒートショックは「温度差による急激な血圧変動」が原因で、

入浴中や入浴直後に脳卒中や心筋梗塞、失神・溺死につながる危険があります。

特に高齢者で重篤化しやすく、冬季(12~2月)に発生しやすいです。

入浴関連事故は高齢者に多く、被害予防の観点から住宅側の対策が強く推奨されています。

 

今はまだ暑い季節ですが、これから寒くなる季節に向けて、

浴室のヒートショック対策のリフォームをおすすめしております。
 

そこで今回のコラムではヒートショック対策リフォームで効果的かつ実務的な項目をまとめました。

 

1)「断熱・気密」で浴室〜脱衣所の温度差を減らす

ヒートショックは温度差による急激な血圧変動により起こります。

そのため、浴室に入る前後の室温差を小さくすることが最も有効です。

 

具体策は

・ユニットバス(高断熱仕様)へ交換

・窓の断熱化(内窓・高断熱窓)です。

 

ユニットバスは断熱性能・気密性が高く、工事で浴室周りの断熱材を併せて施工できるため、温度差低減に有効です。

また、リフォーム計画では浴室だけでなく脱衣所側も断熱対象に含めることが重要です。

 

2)「浴室暖房(浴室暖房乾燥機)・脱衣所暖房」の導入

入浴前に浴室・脱衣所を暖めるため、浴室暖房機や脱衣所用の暖房機を設置します。

短時間で立ち上がる機種や、天井埋込型の浴室暖房乾燥機はスペース効率がよく一般的です。

入浴前に浴室を暖めることで血圧変動を和らげる効果が期待できます。

 

3)給湯・水温の安全設計(機器での温度管理)

温度の急激な上昇を避けるため、給湯器や浴槽給湯の温度設定を管理することが重要です。

目安として湯温は41℃以下、入浴時間は長くとも10分程度とすることが推奨されています(個人差あり)。

サーモスタット混合栓や自動湯張り・自動保温機能を持つ給湯設備を導入すると、設定温度を一定に保てるため安全性が上がります。
 

4)バリアフリー化(手すり・段差解消・滑りにくい床材)

浴槽の出入りでの転倒や、立ち上がり時の急激な血圧変動を軽減するために、浴槽またぎの高さを低くする、

段差をなくす(段差解消)、浴槽横および出入口に手すりを取り付けることが有効です。

また、滑りにくい床材(ノンスリップ加工)や浴槽内の滑り止め、椅子付きシャワーの導入も推奨されます。

これらはヒートショックの直接的な原因を減らす実効的な対策です。
 

5)緊急対応設備(呼び出しボタン・自動通知)

高齢者や一人暮らしの家庭では、浴室内での異常を外部へ知らせる呼び出しボタンや、浴槽の一定時間経過で通知するセンサー、監視システムの導入を検討します。

簡易な押しボタン式通報から、センサー型の入浴異常検知(浸水・長時間滞在検知)まで選択肢があります。

 

 

浴室のヒートショック対策は

「温度差の低減(断熱+暖房)」

「安全な入浴環境(バリアフリー化)」

「給湯・温度制御」

「緊急時対応」

の四本柱で考えるのが実効的です。

ユニットバスへの交換や浴室暖房の導入、脱衣所の断熱化といったリフォームは、

特に高齢者のいる家庭で重大な効果が期待できます。

 

 

当店では浴室リフォームの経験豊富な営業担当が

お客様に合った最適のリフォームプランをご提案いたします。

ご相談・お見積もりは無料ですので、是非一度お問い合わせください!

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