かんプロリモデルLaboです。
住宅設備の省エネルギー化が進む中、給湯器にもさまざまな種類があります。
現在、家庭用給湯器として多く採用されているのが「エコキュート」「エコジョーズ」、
そして両者の特徴を組み合わせた「ハイブリッド給湯器」です。
給湯は家庭のエネルギー消費の中でも大きな割合を占めるとされており、
どの給湯器を選ぶかによって光熱費や環境負荷が大きく変わる可能性があります。
ここでは、それぞれの仕組みと特徴、違いについて分かりやすく解説します。
現在の給湯器を10年以上お使いの場合は、そろそろ買い替えをご検討いただきたい時期ですので、
是非ご参考にしていただければと幸いです。
エコキュートは、ヒートポンプ技術を利用して空気中の熱を取り込み、お湯を作る電気式給湯器です。
燃焼を行わず、空気の熱を利用して効率よくお湯を作ることが大きな特徴です。
ヒートポンプは少ない電力で多くの熱エネルギーを生み出すことができ、
最新機種ではエネルギー効率(COP)が4以上になるものもあります。
これは、投入した電力の約4倍以上の熱エネルギーを得られることを意味します。
また、空気の熱を利用するため、従来型の燃焼式給湯器と比較してCO₂排出量を大幅に削減できるとされています。
電気(ヒートポンプ)でお湯を作る
夜間電力などを利用してお湯を貯める「貯湯式」
光熱費を抑えやすく環境性能が高い
貯湯タンクを設置するスペースが必要
タンクのお湯を使い切ると再沸き上げに時間がかかる
取替費用が高い(ガス給湯器→エコキュートの場合、商品代・工事費込みで60万前後。
エコキュート→エコキュートの場合も45~50万円前後)
エコジョーズは、ガスを使用する高効率給湯器です。
従来のガス給湯器では、燃焼後の排気熱がそのまま捨てられていましたが、
エコジョーズはその排熱を再利用して水を温めることで高効率を実現しています。
そのため、従来型のガス給湯器よりもガス使用量を抑えながら給湯することが可能です。
ガスを使用する瞬間式給湯器
排熱を再利用することで高効率
お湯切れの心配がない
取替費用が比較的安価(15~20万円前後)
エコキュートと比べると光熱費が高くなる場合がある
ガス配管が必要
ハイブリッド給湯器は、エコキュートのヒートポンプ技術とエコジョーズのガス給湯器を組み合わせたシステムです。
通常は電気のヒートポンプで効率よくお湯を作り、使用量が増えたときや急な給湯が必要なときはガス給湯器が補助します。
つまり、電気とガスそれぞれの長所を活かした給湯システムといえます。
この仕組みにより、高い省エネ性能と安定した給湯能力の両立が可能になっています。
電気(ヒートポンプ)+ガスのハイブリッド方式
省エネ性能が高い
お湯切れの心配が少ない
本体価格や設置費用が高い(当店で新規設置の場合、70~80万前後)
ヒートポンプユニットとタンクの設置スペースが必要
| 種類 | 使用エネルギー | 給湯方式 | 初期費用 | ランニングコスト | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| エコジョーズ | ガス | 瞬間式 | 比較的安い | やや高い | コンパクトでお湯切れがない |
| エコキュート | 電気 | 貯湯式 | 高い | 安い | 省エネ・環境性能が高い |
| ハイブリッド給湯器 | 電気+ガス | 貯湯+瞬間 | 高い | 非常に効率的 | 省エネと給湯力を両立 |
給湯器選びは、住宅環境や家族構成、ライフスタイルによって適した機種が異なります。
光熱費をできるだけ抑えたい
オール電化住宅
環境性能を重視したい
初期費用を抑えたい
設置スペースが限られている
ガス設備がすでにある
省エネ性能と給湯能力の両方を重視したい
家族が多くお湯の使用量が多い
長期的な光熱費削減を重視したい
エコキュート、エコジョーズ、ハイブリッド給湯器は、それぞれ特徴やメリットが異なります。
ランニングコスト重視ならエコキュート
初期費用や設置性を重視するならエコジョーズ
省エネと給湯能力のバランスを重視するならハイブリッド給湯器
給湯器は10年以上使用する住宅設備であるため、導入時には価格だけでなく、
光熱費や使い勝手も含めて総合的に検討することが大切です。
ご家庭のライフスタイルに合った給湯器を選ぶことで、より快適で省エネな暮らしを実現することができます。
また、エコキュートとハイブリッド給湯器に関しては
2026年度 給湯省エネ補助金の対象となりますので、
この機会に補助金を利用してのお取り替えをおすすめしております。
当店では経験豊富な営業担当が給湯器のご相談や無料お見積もりを承っております。
お気軽にお問い合わせください!